お花の寿命を延ばす方法は?

きれいなお花をお部屋に飾って楽しむ方も多いかと思います。
そんな時、少しでも長くお花がきれいに咲いていたら嬉しいですよね。お花を長持ちさせるには、どんな方法があるでしょうか。
身近なものを使う?お店で売っている栄養剤を使う?
どの方法が一番長持ちさせることができるのか、いくつかの方法を試してみましょう!

準備するもの

・切り花
・プラスチックカップ×5個(今回は375mlカップ使用)
・酢
・10円玉(できるだけきれいな10円玉を用意)
・砂糖
・切り花栄養剤(今回はOATアグリオの「美咲」を用意)
・水
・バケツなど(花の水切り用に水をためる容器)

方法

①プラスチックカップそれぞれに、「水」「酢」「10円玉」「砂糖」「美咲」のように、どの方法を試しているのかが分かるように目印をつけます。

②「水」のカップには、水200mlを入れます。
③「酢」のカップには、水200mlと酢を3~4滴入れます。

④「10円玉」の カップには水200mlと10円玉1枚を入れます。
⑤「砂糖」のカップには、水200mlと砂糖小さじ1を入れます。
(今回はスティックシュガーを2本分入れました)

⑥「美咲」のカップには、美咲50倍希釈液を200ml入れます。
(最初に別の容器に水500mlと美咲10mlで50倍希釈液を作成してからプラスチックカップに200ml移しましょう。)

⑦用意した切り花を各プラスチックカップに入れます。
切り花は、プラスチックカップに入れる前に水を入れた容器(バケツや桶など)の中で茎を斜めに切り、長さを調整しましょう。(今回は、個体差を少なくするため、切り花を3本ずつ用意しました。)

今回の結果

今回は、どの方法でガーベラが長持ちするかを調べてみました。
観察4日目 :目立った差は見られず、どのカップもきれいにお花が咲いていました。
観察12日目:水、砂糖、10円玉にしぼみ始めたガーベラが見られました。
観察17日目:砂糖、10円玉カップのお花は全てしぼみ、水、酢のカップは比較的きれいに咲いているお花が残っていました。また、切り花栄養剤の美咲を使ったカップは、3本ともきれいにお花が咲いている状態で残っていました。

観察した結果、切り花栄養剤が一番長持ちし、次に水、酢が意外と長持ちした印象です。

今回は試していませんが、食器用洗剤やサイダーを使うとお花が長持ちする、なんて話もあります。また、ガーベラではこの結果でしたが、別のお花ではどうなるのか、酢や砂糖の濃度を変えたらどうなるのか、など興味のある内容にアレンジしながら実験するのもいいですね。

さらに、今回調べた方法でお花が長持ちすると言われているのは何故なのか、その理由も一緒に調べてみると面白いかもしれません。

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