タマネギの皮でハンカチを染めてみよう!
普段の料理に使われている野菜。中には皮は使わないから捨てるものもありますよね。
そんな皮の中には、色がきれいなものもあります。今回は、タマネギの皮を使って染物に挑戦してみましょう!
準備するもの
・白いもめんのハンカチ 1枚
・タマネギの皮 3個分
・ミョウバン 大さじ2(約15g)
※スーパーでは漬け物コーナーなどに焼ミョウバンが置いてあります
・輪ゴム 5~10個
・なべ 1個
・ボウル 1個
・水
方法
①ハンカチにもようをつけるため、好きな場所をつまんで輪ゴムを数回まき、きつくしばる。
②タマネギの皮をなべに入れ、皮がひたるくらいの水を入れて、火にかける。
③皮からこい茶色がしっかりととけ出したら、火を止める。
④なべから皮をとりのぞく。
⑤ハンカチをなべに入れる。
⑥もう一度なべを火にかけてよくまぜながら、10分ほど煮る。
⑦火を止めて、冷めたら、ハンカチをなべから取り出しよくしぼる。
⑧ボウルに300mlの水とミョウバンおよそ15gを入れてよくとかす。
※焼きミョウバンを使用する場合は、60℃以上のお湯でとかすのがオススメ
⑨ハンカチをボウルにひたしてから最後に水でよく洗う。
⑩輪ゴムをとりのぞいてよく乾かす。
今回の結果
輪ゴムでとめた部分には色がつかないので白いもようができ、オリジナルのハンカチを作ることができました。タマネギの皮は、皮の色と似た濃いオレンジ色に染まるのですね。
今回は、媒染(ばいせん)作業にミョウバンを使用しました。媒染作業とは色素と繊維を結びつける作業のことです。この作業を行うことで染めた物の色落ちを抑えたりすることができます。
この作業には、アルミや鉄、銅などを使用するのが一般的で、今回のミョウバンはアルミにあたります。鉄や銅を使うと、色味もまた変わりますので、気になる方はそれぞれ調べてみるのも良いかもしれません。
最後に
染物はタマネギ以外の野菜でもすることができます。どの野菜の皮を使うとどんな色になるのか、予想を立てながら色々と試してみてくださいね。