スープセルリー水耕栽培記(Akarina15)
水耕栽培とは?
水耕栽培は土を使わず、水と液体肥料だけで作物を育てることができる栽培方法です。
室内で手軽に好きなだけ作物栽培を行うことができます。
OATアグリオのオンラインショップでは、Akarina14、Akarina15、LED TABLE LAMPの3種類の水耕栽培セットを取り扱っており、サブスクも実施しています。
詳しくはこちらから
Akarina15
Akarina15は、植物の生長に合わせてLED部分の高さが調節できるため、縦に長く生長する植物にもオススメ。
今回はスープセルリーを育てた様子をご紹介します。

播種(2022年11月1日)
水耕栽培セットAkarina15を用いて栽培します。
説明書に記載されていた通り、爪楊枝に水を付けて播種を行いました。直径が 2 mmに満たない種子なので、途中で見失わないように、慎重に播種をしました。
1つの穴に2粒ずつ播種し、蓋をかぶせた状態で発芽を待ちます。
栽培ケースには、ジャストワン液肥200倍希釈液をいれています。


スープセルリーはセロリの原種とのことですが、食べたことも栽培もしたことがないのでこれからとても楽しみです。
9日目
なかなか発芽せず不安になってきた頃、播種から9日の時点で3/6粒の発芽が確認できました。蓋を外し、照明をつけて生長を観察していきます。

14日目
発芽していなかった3粒のうち、2粒の発芽も確認できました。
真ん中の個体は種皮が子葉の開きを邪魔していることが気になりますが、もう少し様子を見てみようと思います。

18日目
14日目の時点と比較し、子葉が大きく展開してきました。

20日目
真ん中の個体の種皮も外れ、各個体で第3葉が展開しました。

21日目
1日で第3葉が大きく生長しました。
毎日姿を変えるスープセルリーの生長スピードに驚かされます。

26日目
第4葉が展開しています。この時期から、スープセルリーのギザギザとした特徴的な葉の形を観察することができました。

29日目
光を取り入れるためか、光源に向かって並行に葉を広げていることがわかります。

34日目
少しタイミングが遅れてしまいましたが、間引き菜を収穫してみました!
収穫したスープセルリーはその日の夕食にサラダにして食べました。
収穫したばかりなので、みずみずしく、セロリのような香りをしっかり感じることができました。


36日目
間引きを行ったからか、2日前よりも草丈が大きくなりました。
また、茎の部分が赤く変色しかけていることが観察できました。

42日目
茎・葉脈の赤色が濃くなってきています。
原因について調べてみたところ、環境ストレスが原因で、
・ 間引きで根を傷つけてしまった
・ 根が張りすぎてしまい、スペースが狭い
・ 光が当たりすぎて、日焼けをしている状態
などが可能性として考えられます。

50日目
1番左の個体を摘み取り、スープセルリーと卵を使って中華スープを作ってみました。
葉が薄いので焦がさないようにするのが難しいですが、フライパンのみで手軽に作ることができました。確認しにくいのですが、スープの上に生のスープセルリ―も添えています。
加熱すると葉が柔らかく風味もマイルドになり、中華スープとの相性も良かったので、個人的にはこの食べ方が一番美味しく感じました。


おまけ(その他の料理)
摘み取った部分から新しく葉が出てくるため、その後も栽培を続けながら、新鮮な葉を、食べる直前に摘み取って調理したり、グラタンやパスタのトッピングに利用したりしました。
