ヒヤシンスの水耕栽培

ヒヤシンスとは

春にラッパ状の小さい花が固まって咲き、爽やかで甘い香りを漂わせる花です。実は、花壇や鉢に植えるだけではなく、水耕栽培でも楽しむことができます。今回は、そんなヒヤシンスの水耕栽培を実際に行った様子をお届けしたいと思います。

水耕栽培の準備

球根は、しっかりと重みがあり、見た目の綺麗なものを選びました。ヒヤシンスは、冬の寒さを感じないと花を咲かせないため、まずは紙袋に入れて冷蔵庫で1カ月ほど静置しました。

水耕栽培1日目(2023年12月17日)

根が少し伸びているのを確認したので、水耕栽培を始めます。
球根が下に沈まないように、「ヒヤシンスポット」と呼ばれる容器が市販であります。
写真の容器もネットで購入しました。球根の下部分のみ水に浸かるようになっており、透明で様子が見やすく綺麗です。これからどのように生長するのか楽しみですね。

水耕栽培10日目

少し根が伸びてきました。日照時間が足りないと、徒長といって縦に弱々しく生長してしまうので、半日以上は太陽の光が当たる場所で管理するように心がけています。

水耕栽培18日目

根がさらに伸びてきましたので、水の量を根の2/3が浸かる程度に調整しました。冬の水替えは冷たくて億劫ですが、腐らせないようこまめに交換しています。緑の葉が見え始めていますね。

水耕栽培32日目

ヒヤシンスの葉の形になってきました。順調に生長して、蕾も見えてきています。花が咲くまでもう少しですね。

水耕栽培35日目

ついに花が咲き始めました!少し甘い香りがします。見た目も小さくてかわいいですね。

水耕栽培41日目

生長が進み、きれいな花がたくさん咲きました。よく見るヒヤシンスっぽくなってきましたね。花が咲くにつれて、香りがさらに楽しめるようになっています。

最後に

今回ヒヤシンスを水耕栽培してみた結果、1カ月くらいで花が咲く様子を見ることができました。日々生長していく姿を見るのは楽しかったです。ヒヤシンスの球根は、主に9~11月頃に売られています。ぜひ自分のお部屋でヒヤシンスを楽しんでみませんか?