猫にとって安全な植物、危険な植物

本日、2月22日は猫の日として有名ですね。
せっかくなので、今回のコラムでは猫と植物についてお話したいと思います。

猫は肉食動物ですが、草も食べます。
「猫草」というものがお店でもよく販売されていますが、実際に「猫草」という植物は存在しません。猫が好んで食べる植物が「猫草」と呼ばれています。

猫が草を食べる理由は、①毛玉を吐き出しやすくする、②便秘予防、③食感が好き、など諸説あります。ちなみに、販売されている猫草は、えん麦が多いそうです。若くて柔らかい草をより好んで食べます。

さて、猫を飼われているお家で、観葉植物を置かれている方も多いのではないでしょうか。
そんな方も、これから観葉植物を置こうと検討されている方も、一度猫に毒性がない植物、毒性がある植物を確認しておくといいかもしれません。

まずは、猫が食べても害がない植物についてです。これらには、パキラ、エバーフレッシュ、サンスベリアなどがあります。

今回まとめたもの以外にも、ガジュマル、テーブルヤシ、ベゴニアなど安全とされている植物はいくつもあります。

次に、猫にとって有害となる植物も確認しておきましょう。ユリ科、サトイモ科、アロエなどは注意が必要です。

この他にもバラ科、ツツジ科、キク科、ドラセナなど多くの危険な植物があります。
猫に毒性のある植物は700種類以上あるとされており、ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)のHPにアクセスすると、一覧を見ることができます。観葉植物や花を選ぶ時は、このリストで毒性の有無をチェックするといいかもですね。

また、もし毒性のある植物がお家にあった場合、ハンギングで飾るなど、置き方を工夫してみるのもオススメです。

今回のコラムでは、猫にとって安全な植物、危険な植物をご紹介しました。
危険な植物の中には、観葉植物として人気なものもあります。猫を飼われている方は、植物の育てやすさだけではなく、上記のような情報もぜひ調べてみてくださいね。