水耕栽培中のお手入れ
~摘芯~
今回は、水耕栽培中いくつかの作物でさけては通れない「摘芯」についてお話します。
今回例として紹介するバジルは、水耕栽培で育てる作物として人気なハーブです。
このバジルは、土耕、水耕に関わらず縦に伸びて生長していきます。
そのため、摘芯を行わないとどんどん背が高くなり、その結果、植物が光の方向に倒れてしまうこともあります。
実際の様子がこちら。
見事に曲がっています…。
そこで“摘芯”を行います!
大きな葉の付け根から「わき芽」と呼ばれる芽が生えています。小さな新しい葉があったらそこにわき芽がある証拠です。
わき芽を伸ばしていきたいので、その上を切り落とします。
(最初はなかなかドキドキします)
「本当にこのままで大丈夫?」と思うのですが、摘芯から約1カ月後の様子がこちら。
小さな芽からどんどんと葉がでてきて、見事な2本仕立てになりました。
摘芯を行うことで作物の背丈を調整し、横に広く栽培することが可能になります。
最初は緊張するのですが「ここを育てていくぞ!」と強い決心をしたら、
自分を信じてぜひチャレンジしてみてください。
※摘芯が必要な作物、必要ではない作物がありますので、事前に調べることをオススメします