猛暑対策

梅雨が明け、本格的な暑さを感じるようになってきました。
急に日差しが強くなり、気温も高くなったので、順応できなくてバテてしまっている人もいるのではないでしょうか。植物も暑すぎる環境にずっといるとバテてしまいますので、人と同様に対策が必要です。
ということで今回は、植物の暑さ対策についてお話しようと思います。

対策の1つ目として、まずは置き場所を考えましょう。
日差しがかなり強くなる真夏は、直射日光がずっとあたる場所に置いていると葉や実が焼けてしまうことがあります。

また、鉢が熱されることであたえていた水や土自体が熱くなり、根が傷んで弱ってしまうことも…。可能であれば、午前中のうちに日光が当たり、午後からは日陰になるような場所に移動させるようにしましょう。あまり日光を必要としない植物であれば、1日中半日陰となるような場所に置いておくと良いです。

そのような場所がない、移動が難しい、という場合には、遮光ネットを活用してみましょう。ホームセンターなどで販売されています。
様々な遮光率のものがありますが、日光を遮り過ぎても植物がきれいに生長しない場合がありますので、50~60%ほどの遮光率を目安とします。

対策2つ目は、水やりのタイミングです。
多くの植物は午前中に活発に光合成を行います。葉の裏面にある気孔は7~9時頃に大きく開いていると言われているので、このタイミングに水があることでしっかり光合成を行うことができます。そのため、水やりは午前中、できれば朝早くに終わらせておくことをオススメします。

午後の暑い時間に水をあたえると、葉についた水滴がレンズのような役割を持って葉を焼いたり、暑さで煮えて根にダメージをあたえたりしますので、注意が必要です。
午前中の水やりだけでは足りない場合は、夕方以降に再度あたえるようにしましょう。

また、外のホースで水やりを行う場合、ホース内に残った水がお湯になってしまっていることがありますので、必ず出た水が冷たくなっていることを確認してからあたえるようにします。

上記2つがメインの対策となるかと思いますが、他にも鉢や土の温度が上がり過ぎないように対策をすると良いです。方法としては、二重鉢や鉢周りにアルミホイル資材をまく、マルチングを行うなどがあります。

近年は、猛暑対策としてバイオスティミュラント資材の活用も話題にあがっています。
OATアグリオでもバイオスティミュラント製品を取り扱っていますので、ご興味のある方はぜひ特設サイトを覗いてみてくださいね。

作成者:営業支援室 H