野菜のよくある質問

青シソ

種をまいてもあまり芽が出ません。

シソの種は好光性種子といって、発芽時に光を必要としますので、種を深く埋めてしまうと芽が出にくくなります。播種した後は土は薄くかけるだけでよいでしょう。

葉の色が薄く、香りが少ないのです。また、葉も大きくなりません。

肥料が切れていると思われます。1株当たり5g程度のパラっと有機元気野菜株元にまいてあげましょう。

十分大きくないのに花が咲いてしまいました。

播種が早かったのかもしれません。苗の時に低温に当たってしまうと抽だいしやすくなります。

アスパラガス

アスパラガスが細くなってしまいます。何故でしょうか?

アスパラガスは比較的肥料を必要とする作物です。細くなっていたら肥料不足かもしれません。追肥をあたえましょう。また、雑草を放置すると栄養分が取られて生育が悪くなるため、雑草もまめに取り除きましょう。

アスパラガスの茎は何本残して収穫したらいいですか?

収穫期間中でも株当たり4~5本前後の中庸な太さ(直径1cm程度)の茎を残しましょう。 太すぎる茎や細い茎は全て収穫しましょう。

イチゴ

葉が小さく、赤紫色になりました。

イチゴは越冬するときにロゼット株になります。この時の葉は小さく、赤みを持つようになります。春になり気温が高くなると緑色のしっかりした葉が展開しますので、そのまま様子を見ましょう。

下葉の葉脈の間が黄色くなっています。何が原因ですか?

マグネシウム欠乏の可能性があります。マグネシウムを含む肥料をあたえましょう。

エダマメ

摘芯土寄せは必須ですか。

しなくても収穫量に大きな影響はありません。しかし、摘芯をした方が枝数が多くなり莢(サヤ)数も多くなります。また、土寄せをおこなった方が株回りの除草ができますし、株が倒れにくくなります。

殺虫剤を使っても大丈夫ですか。

農薬の説明書(ラベル)に書かれている通りに使用した限りにおいては安全性が確認されております。

オクラ

種をまいてからしばらく経ちますがあまり芽がでません。

オクラの発芽適温は25~30℃くらいです。暖かくなってから種まきするようにしましょう。また、育てる数よりも少し多めに種まきするのも良いです。

オクラの花が咲かず、実がなりません。

蕾があるのに開花しない場合、肥料が少ないかもしれません。パラっと有機元気野菜ジャストワン液肥追肥してあげましょう。また、花が株の頂点についたときも肥料を追加する必要があります。

実が硬くなってしまいます。

オクラは生長が早く、そのために収穫適期が短い作物です。オクラの実が7 cm程度になったらすぐに収穫するようにしましょう。また、毎日オクラの様子を見てあげることも大切です。

カボチャ

発芽率があまりよくありません。何故でしょうか。

土の地温が低い、または水のあたえすぎが原因として考えられます。発芽適温になるように温度を保てるハウスや育苗器で育苗し、必要であれば加温してください。また、水をあたえすぎると種が酸欠になり、土の温度を下げることになります。水やりはポットの土がやや乾いたらあたえるようにしてください。

雨の日に雌花が開花しました。授粉をしても大丈夫でしょうか。

晴天の日に比べ、雨でぬれていると授粉の成功率はかなり落ちます。前日に雌花の様子を見て開花しそうなら雨でぬれてしまう前にキャップをするか袋などを被せておくと良いでしょう。

授粉は必ずしないといけないですか。

露地栽培の場合、ハチや虫が花粉を媒介してくれることもありますが、確実に結実させるために授粉処理を行うと良いです。また、花が開花している時間は限られているので早朝~10時頃までに行います。

キャベツ(夏まき)

うまく結球しません。

定植の際に活着が悪かった、または肥切れにより株の生育が悪いと結球しなくなることがあります。定植の際は乾燥に気を付ける、液肥をあたえるなど、また追肥を適切に行うことで良好に生育しやすくなります。

小さい玉になってしまいます。

玉の大きさは外葉の大きさで決まります。よって定植の際、外葉が大きく展開できるように株間をしっかりあける(30~40cm)ことで十分な大きさの玉となります。

キャベツ(春まき)

うまく結球しません。

定植の際に活着が悪かった、または肥切れにより株の生育が悪いと結球しなくなることがあります。定植の際は乾燥に気を付ける、液肥をあたえるなど、また追肥を適切に行うことで良好に生育しやすくなります。

小さい玉になってしまいます。

玉の大きさは外葉の大きさで決まります。よって定植の際、外葉が大きく展開できるように株間をしっかりあける(30~40cm)ことで十分な大きさの玉となります。

キュウリ

キュウリはどのくらいの大きさで収穫するのがいいですか?

収穫適期を過ぎてもそのまま放置しておくと、キュウリがへちまのように大きくなってしまいます。種が大きくなって食べにくくなるだけでなく、その実の肥大に栄養が使われるため、他の実が太りにくくなります。20㎝前後で収穫しましょう。

結球レタス

レタスを水耕栽培で作るコツはありますか。

ご家庭でも手軽に水耕栽培を楽しむことができます。

AGRIOショップでは水耕栽培セット(ベジユニ)を取り扱っております。
栽培のコツは培養液の調製です。オススメは植物栽培に必要な養分がバランスよく含まれている「養液パック」を使うことです。

コマツナ

栽培に適した季節はいつですか?

比較的涼しい気候を好むので春と秋が適していますが、夏は寒冷紗などで遮光、冬はビニールトンネルで防寒することで栽培できます。

コールラビ

農薬は何を使用したらよいですか

野菜類/アブラナ科野菜(花蕾及び茎)/アブラナ科茎野菜の登録がある農薬を使います。バッタなどの食害対策として、寒冷紗などで覆うのも良いでしょう。

ゴーヤ

雌花がつきません。

生育の初期には雄花がたくさんつきます。また、雌花は子づるに多くつくので、親づるを摘芯して子づるを生育させましょう。

実が出来ません。

授粉が出来ていない可能性が高いです。露地栽培の場合、ハチや虫が花粉を媒介してくれることもありますが、確実に結実させるために授粉処理を行うと良いです。また、肥料のあげすぎもつるボケになってしまうので、適切な量をあたえましょう。

シュンギク

どんな品種を選べばいいですか?

シュンギクには葉の形によって大葉種、中葉種、小葉種の3タイプがあります。また株の形によって、株張り型摘み取り型があります。いずれも家庭菜園で育てられますので、各品種の説明をよく読んで好みの品種を選択します。

種をまいたけれど芽が出ません。

シュンギクはもともと発芽率が高くありません。予め多めにまくことをオススメします。また発芽に光を必要とするので、土を厚くかぶせないようにします。さらに、発芽時は高温にも弱いので、25℃を超える環境では発芽しづらいことがあります。

ジャガイモ

ジャガイモの葉がまだら模様です。

アブラムシが媒介するウイルス病のモザイク病です。いったん発生すると治療することはできません。植え付け時に植穴処理が可能な粒剤がオススメです。

花が咲きません。

品種や作型によって花が咲かず、蕾で落ちてしまうことがありますが、塊茎肥大は順調に進んでいますので心配いりません。

花はとったほうがいいですか?

除去してもしなくても、収穫量には影響を及ぼさないと考えられています。キレイでかわいらしい花なので、楽しむのをオススメします。

スイートコーン

大きくて立派なトウモロコシの実を採りたいです。どのように育てればよいですか?

よく日が当たる場所に植え、水を十分にあたえ、追肥土寄せをすることが大事です。
また上から1つか2つだけ雌花を残し、他を摘み取ることで、大きな実をとることに繋がります。

スナップエンドウ

種をまいたけれど発芽しません。

マメ類は鳥の好物なので、種をまいたあと鳥に食べられてしまうことがあります。防鳥ネットをかけるなどして対応します。

冬に枯れてしまいました。

スナップエンドウは小さいうちは寒さに強いですが、大きくなるとやや弱くなります。早く種をまくと冬の前に大きくなってしまい、枯れるおそれがあります。

葉ばかり茂って花や実がつきません。

スナップエンドウは低温にあたって花芽をつけるので、春まき栽培で低温を経験しないと実がつきにくいことがあり、秋まきのほうが一般的です。また窒素肥料が多すぎると“つるボケ”といって、実がならないこともあります。窒素肥料を控え、必要に応じてりん酸肥料をあたえます。

葉や茎に白い粉がついています。

うどんこ病です。つるが混みあってきたら適度に間引いて整枝するとともに、うどんこ病が発生しやすい高温乾燥時には十分水やりをするようにします。またうどんこ病に効果のある殺菌剤を散布します。

葉に何かが這い回ったような模様ができています。

いわゆるエカキムシの仲間、マメハモグリバエの被害症状です。植物の中に浸透する
タイプの殺虫剤を選んで散布します。

ズッキーニ

ズッキーニの果実の先がやせ細った形になりました。何故でしょうか。

授粉に失敗しています。虫などに任せた授粉よりも人工授粉で確実に授粉処理を行いましょう。

葉に白い筋が入りました。何かの病気でしょうか。

ズッキーニのかかりやすい病気の1つにうどんこ病がありますが、粉が吹いたようになります。葉脈に沿って入った白い筋は一見病気のように見えますが、ズッキーニは生育とともに葉に白い模様が 出てくる品種があります。その後も観察を続けてみましょう。

授粉は必ずしないといけないですか?

露地栽培の場合、ハチや虫が花粉を媒介してくれることもありますが、確実に結実させるために授粉処理を行うと良いです。また、花が開花している時間は限られているので早朝~10時頃までに行います。

セレタス

虫に食べられてしまいます。どうしたら良いでしょうか。

病害には白菜よりも強いのですが、 鱗翅目の害虫には食害されることが多いようです。使用できる農薬等が限られているので、防虫ネットを立てて外からの侵入を防ぐのが良いです。ハムシの場合は株元の土から成虫が出てきますので、根気よく手で駆除しましょう。

結球しません。どうしてでしょうか。

まず考えられるのが、播種の時期が遅くなり、結球の適温の15℃前後よりも結球時期に低い温度だと結球しません。また、生育期にしっかりと外葉が育っていないと結球しづらくなります。適期に肥料をあたえ、害虫に食害されないように防除をしっかりと行いましょう。

ソラマメ

整枝と土寄せは必須ですか。

しなくても収穫量に大きな影響はありません。しかし、整枝をした方が1莢粒数(1莢に3粒や4粒も入った莢)も多くなります。また、株が倒れにくくなります。

殺虫剤を使っても大丈夫ですか。

農薬の説明書(ラベル)に書かれている通りに使用した場合は、​安全性が確認されております。

玉ねぎ(秋植え)

追肥のタイミングを教えてください。

タマネギは栽培期間が長いため、追肥がとても重要になってきます。​
肥料成分が足りないと大きく育ちませんし、収穫直前に追肥をしてしまうと、保存性が悪くなってしまいます。​
定植後3回程度の追肥をしますが、最後の追肥は品種に関わらず、収穫の2カ月より前がオススメです。​
早生品種では4~5月の収穫なので2~3月上旬ぐらいまで、晩生品種では6月の収穫になりますので、4月上旬ぐらいまでが目安です。​

収穫直前にトウ立ち抽だい)してしまいます。​

苗が大きすぎることが原因です。成長しすぎた苗が低温にさらされるとトウ立ちしてしまいます。​
早すぎる植え付けはしないこと、大きすぎる苗は植え付けないこと、元肥をあたえすぎないことを守るようにしましょう。​
茎の太さが8mm程度(鉛筆ぐらいの太さ)の苗が植え付けには理想的です。​

種をまいても芽が出ません。​

種が古い可能性があります。​
タマネギの種は寿命が短く、冷暗所においていても1年程度しか持ちません。​
購入後は速やかに種をまきましょう。​

ダイコン

ダイコンが大きく育っていませんが何が原因ですか?

1つは肥料が少なかったからか、元肥をまいた後、大雨で流された可能性があります。この場合は追肥をしてみましょう。もう1つは逆に肥料が多すぎて葉ばかりが大きくなり、根に栄養がまわせない状態になっている可能性があります。地上部の生育が落ち着くのを待つしかありません。もし次年度ダイコンを栽培する場合は最初の肥料を控えめにして様子を見ながら追肥してみましょう。

葉が縮れて色も薄くなっていますが何が原因ですか?

アブラムシが発生していてウイルス病にかかっている可能性があります。アブラムシ防除を徹底しましょう。

栽培途中に花が咲いたのですが、どうしてですか?

ダイコンは低温を感じて花芽ができます。特に春まき栽培ではタネまき直後から本葉4~5枚の時期の低温で花芽ができる可能性が高まりますのでビニールトンネルなどで保温する必要があります。

収穫時期にダイコンが割れているのですが、何が原因ですか?

根の首部の割れは葉の成長に根の肥大が追い付かない場合に起こります。最初の肥料が多すぎて葉ばかり大きくなる時に起こりやすくなりますので、元肥を控えめにして生育の様子を見ながら追肥するようにします。そのほか胴部や尻部の割れは乾燥などにより表皮が柔軟性を失い、その後の急激な肥大でバランスを崩して起こります。種まき段階から畑の水分を適切なレベルで保つように水やりなどをしましょう。

収穫したダイコンが又根(またね)​になっていますが、何が原因ですか?

いくつか理由が考えられます。1つは肥料焼けを起こしたことです。油かすなどの有機肥料や堆肥が完全に腐熟しておらず、その発酵熱やガスでダイコンの根の先がその部分に当たり、傷んで芯が止まった可能性があります。完熟した堆肥を早めに投入しましょう。また、肥料をタネまき直前にまいたため肥料が土に十分なじんでいないか、片寄って散布してしまい、そこへ伸びた根の先端が当たり、肥料焼けで傷んだ可能性があります。2つ目は耕し方が十分でなかったからで、畑の耕しが不十分だった、もしくは土壌水分が多いときに無理をして耕した場合、土のかたまりができたり、土が硬くて直根が伸びず又根(またね)になったかもしれません。

チンゲンサイ

害虫の予防はどのような方法が適していますか?

物理的防除が有効です。害虫は寒冷紗・不織布などでの被覆が有効です。

トウガラシ

実が小さいままで大きくなりません。

肥料不足が考えられます。追肥を行うか、側枝の本数が多い場合は切り落として調整しましょう。

同時期に植えたのに、生育が悪い鉢があります。

鉢内の土にコガネムシの幼虫が発生して、根を食べている可能性も考えられます。土を掘ってみて、虫(カブトムシの幼虫みたいな形)がいないか確認しましょう。見つけたら取り除いてください。

長ネギ

白い部分が短いネギとなってしまいました。

光が当たらない部分が白色となりますので、土寄せは怠らないようにしましょう。

ナス

ナスの実が固い、つやがない。

石ナス、ボケナスと呼ばれる症状です。石ナスは受粉不良、ボケナスは水不足が原因で起こることが多いので、それぞれ見直しましょう。

葉ネギ

葉ネギは土寄せは必要ですか。

生育日数が長い根深ネギは土寄せが有効ですが、生育日数が短い葉ネギは土寄せは特に不要です。

バケツイネ

田んぼの土やイネの苗はどこで手に入れられますか?

バケツ稲で使う少量であれば、水田が周囲にある場合、農家さんから田んぼの土や余った苗を譲っていただけるかもしれません。最近はネットショッピングサイト(アマゾン、楽天市場など)でも、バケツ稲にちょうどいい少量の田んぼの土や苗が売られています。田んぼの土は荒木田土という名前で売られていることもあります。また、市販されている玄米のうち胚芽が残っているものであれば、吸水・発芽させて種としてイネを育てることも可能です。その場合は、自分で楽しむ分に限りましょう。

中干しは何のためにやるのでしょうか?

健康で丈夫なイネを育てるためです。水を抜いて土を乾かすこととで、根は土の中の水を求めて根張りがよくなります。それにより栄養の吸収度も上がるといわれています。また、土が乾く事で空気が入るため根が酸素を取り入れやすくなります。分げつの発生を抑制し、過繁茂を防ぐことにもつながります。

パプリカ

パプリカはどのくらいの着色で収穫するのがいいですか?

パプリカは、3週間ほどかけて果実の色が緑色から赤、黄、オレンジ色に変わっていきます。綺麗に色付いた頃が完熟の状態で、収穫のタイミングです。

パプリカの果実の下側が黒く腐ったようになっていますが何が原因ですか?

高温、乾燥、カルシウム不足などが原因で、尻腐れ症という生理障害が発生することがあります。培土を乾燥させないようこまめに水やりをおこなうことと、窒素の過剰施肥を控えてカルシウムを多く含む肥料をあたえると発生しにくくなります。

ビーツ

虫対策は何を行ったらいいですか?

ビーツは病害虫に強い野菜ですので、基本的にはあまり心配しなくても大丈夫です。不安な場合は播種後に防虫ネットを使ってトンネルを作り、害虫の侵入を防ぎましょう。

栽培を開始するのに適した時期はいつですか。

暑さが苦手ですので、春と秋がオススメです。病害虫の発生や生育が不安でしたら、生育期間が涼しくなる秋に栽培をスタートさせましょう。

ピーマン

果実の下側が黒く腐ったようになっていますが何が原因ですか?

高温、乾燥、カルシウム不足などが原因で、尻腐れ症という生理障害が発生することがあります。培土を乾燥させないようこまめに水やりをおこなうことと、窒素の過剰施肥を控えてカルシウムを多く含む肥料をあたえると発生しにくくなります。

赤色に熟すまで置いていても大丈夫ですか?

赤色などに色づくまで収穫せずに置いておくと、株が弱ってしまいますので、できるだけ緑色のうちに収穫しましょう。赤色のピーマンを収穫したい場合は、果実を半分以下に減らしましょう。

ブロッコリー(夏まき)

植物の色が薄くなってきました。

肥料が足りていない可能性があります。即効性の液体肥料をあたえるとよいでしょう。

葉の葉脈の間が黄色くなっています。何が原因ですか?

マグネシウム欠乏の可能性があります。マグネシウムを含む肥料をあたえましょう。収穫が終わった果房の下の葉は、良く晴れた日に消毒済のハサミなどで摘み取りましょう。

甘いブロッコリーにしたい場合はどうしたらいいですか?

氷点下になるような寒い時期に収穫するとブロッコリーは甘くなります。
植物は寒くなると体内に糖をため込んで凍らないようにしますので、ブロッコリーだけでなくいろいろな野菜が甘くなります。あとは収穫後すぐに食べることも重要です。
植物は収穫後も糖などの栄養分を使いながら呼吸をしているので、時間の経過とともに糖が減って甘くなくなります。
すぐに食べることができない場合は冷蔵庫で保管するようにすればしばらくは甘い状態を保てるかと思います。

ブロッコリー(春まき)

植物の色が薄くなってきました。

肥料が足りていない可能性があります。即効性の液体肥料をあたえるとよいでしょう。

下葉の葉脈の間が黄色くなっています。何が原因ですか?

マグネシウム欠乏の可能性があります。マグネシウムを含む肥料をあたえましょう。収穫が終わった果房の下の葉は、良く晴れた日に消毒済のハサミなどで摘み取りましょう。

甘いブロッコリーにしたい場合はどうしたらいいですか?

氷点下になるような寒い時期に収穫するとブロッコリーは甘くなります。
植物は寒くなると体内に糖をため込んで凍らないようにしますので、ブロッコリーだけでなくいろいろな野菜が甘くなります。あとは収穫後すぐに食べることも重要です。
植物は収穫後も糖などの栄養分を使いながら呼吸をしているので、時間の経過とともに糖が減って甘くなくなります。
すぐに食べることができない場合は冷蔵庫で保管するようにすればしばらくは甘い状態を保てるかと思います。

ホウレンソウ(秋まき)

トウ立ちとは何ですか。

温度や日長などの条件により花芽の分化が起き、花の開花が起きてしまいます。ホウレンソウは長日植物なので光の当たる時間が長いとトウ立ちします。トウ立ちしにくい品種を選ぶ、栽培時期を短日の時期にする、外灯等が当たらない場所で栽培するなどの対策をすると良いです。

ホウレンソウ(冬まき)

トウ立ちとは何ですか。

温度や日長などの条件により花芽の分化が起き、花の開花が起きてしまいます。ホウレンソウは長日植物なので光の当たる時間が長いとトウ立ちします。トウ立ちしにくい品種を選ぶ、栽培時期を短日の時期にする、外灯等が当たらない場所で栽培するなどの対策をすると良いです。

ミディトマト・ミニトマト

生長点付近の葉がクルクルとカールしていますが何が原因ですか?

主な原因は窒素過剰です。肥料の施肥量を減らしましょう。

葉や果房の先端から葉が生えてきています。どうしたらいいですか?

若返りという現象です。主な原因は窒素過剰です。肥料の施肥量を減らしましょう。若返りにより生えてきた葉は、良く晴れた日に消毒済のハサミなどで摘み取りましょう。

下葉の葉脈の間が黄色くなっています。何が原因ですか?

マグネシウム欠乏の可能性があります。マグネシウムを含む肥料をあたえましょう。収穫が終わった果房の下の葉は、良く晴れた日に消毒済のハサミなどで摘み取りましょう。

生長中の果実付近の葉先が白~黄色くなっています。何が原因ですか?

カリウム欠乏の可能性があります。カリウムを含む肥料をあたえましょう。夏場に放置しておくと灰色かび病の原因になるので注意が必要です。

果実の下のほうが黒くなってしまいます。何が原因ですか?

カルシウム欠乏による生理障害で、「尻腐れ」と呼ばれます。高温期や土壌乾燥条件でも生じやすいです。カルプラスの葉面散布がオススメです。

果実が割れてしまいます。どうしたらいいですか?

高温期やあたえる水の量が多いと生じやすくなります。水やりの量を減らしたり、高温期は遮光するのも効果的です。

トマトの味が薄いのですが、甘くするにはどうしたらいいですか?

品種などにもよりますが、水やりの量を少し減らすと甘くなりやすいです。

ミニゴボウ

発芽しませんでした。

種の品質が悪い、播種後に乾燥気味になったなどが考えられます。他にも、種が固く発芽しにくいので、播種の前日から水に漬けておくと良いかもしれません。また、好光性種子なので、覆土は薄くすると良いでしょう。

収穫すると中が空洞になっています。何故でしょうか。

肥料不足や収穫遅れが考えられます。栽培中は肥料切れを起こさないように定期的に追肥を行い、収穫目安を守って収穫を行うようにしましょう。

芽キャベツ

うまく結球しません。

生育初期の肥料切れにより、株の生育が悪いと結球しなくなることがあります。また、水不足や日照不足の要因も考えられます。日当たりのよい風通しの良い場所で、生育させてください。

モロヘイヤ

間引きした若芽は食べることができますか?

生育初期の若芽には毒が含まれることもありますので、絶対に食べないようにしてください。

ラッカセイ

ラッカセイの摘芯は必要ですか?

たくさん収穫する目的で摘芯を行う場合がありますが、家庭菜園でのプランター栽培では摘芯作業の必要はありません。水を切らさず、肥料をあたえてしっかりと土寄せをすることを意識します。そうすることで美味しいラッカセイが収穫できます。

収穫後、ラッカセイを長期間保存する方法を教えてください。

完熟収穫します。下葉がかなり枯れ、莢(サヤ)の網目がはっきりとしてくるのが目安です。掘り起こしたラッカセイは洗わず、土の付いたままラッカセイの株を逆さまにして1週間程度天日干しします(土は自然に落ちます)。株を揺すってカラカラ音がしたら莢(サヤ)を切り離します。これで長期保存が可能になります。

連作障害が発生する原因と回避する方法を教えてください。

ラッカセイは連作するには向いていません。同じ畑で栽培する場合は、1~3年あけます。連作障害とは、同じ土壌に同じ作物を作ると、育ちにくくなったり、病気にかかりやすくなったりすることです。土の中の栄養バランスが崩れ、生育障害や特定の病原菌が増えてしまうことで引き起こされると言われています。これを防ぐには、数年の間隔を置くか、ほかの種類の作物を栽培して土壌をリセットする必要があります。

ピーナッツとして食べるほかにどのような食べ方がありますか?

採れたてのラッカセイは塩茹でにして食べることができます。ラッカセイは痛みやすいので、茹でラッカセイにするときは、収穫後すぐに調理します。茹でラッカセイは、ホクホクの食感と甘味が楽しめ、普通のピーナッツとは違う味わいを楽しめます。

ロマネスコ

なかなか花蕾が形成されません。

冬の寒さを感じると花蕾を形成します。寒くなるまでに植物体を大きく育てて、寒くなってから花蕾を生長させます。