紅茶とレモン
レモンティーを飲んだことはありますか?
普通の紅茶と比べてみて、色の違いに疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
今回は、紅茶にレモンを加えて、色の変化を観察してみましょう。
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準備するもの
・紅茶のティーバッグ
・湯
・レモン
・紙コップ×2個
・包丁
・まな板
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方法
①片方の紙コップに紅茶を入れる。
②入れた紅茶をもう片方のコップに半分分ける(後で色の変化を比べるため)。
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③レモンを半分に切る。
④片方の紙コップにレモンを絞る。
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今回の結果
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片方の紙コップにレモンを絞っていくと、段々紅茶の色が薄くなっていきました。
なぜこのような変化が起きるのでしょうか。
紅茶には、「テアフラビン」と「テアルビジン」と呼ばれる2種類の色の成分が入っています。この2つのうち、「テアフラビン」は、酸性の水の中で無色化する特性があります。
今回、クエン酸が含まれるレモンを入れたことで、紅茶が酸性に傾き、「テアフラビン」の色が無色となって、色が変化したのですね。
ウーロン茶にも比較的多く「テアフラビン」が含まれているそうです。ウーロン茶でも同じように色が変わるのか、試してみるのも面白いかもしれません。
また、逆に紅茶の色を濃くするためには、何を入れたらよいのでしょうか。身近なものにヒントはないでしょうか。
ぜひ予想を立てて実験してみてください。