コケを探して育ててみよう(テラリウムを作ってみよう)
コケの種類は約18,000種あると言われています。その中で日本に自生しているのが約1,700種類ですが、種類によって好む環境も違います。
今回は、そんなコケを探して採取し、育ててみましょう。
準備するもの
・シャベル
・透明な瓶
・飾り付け
方法
①コケを探す
*所有地や公園で勝手に採取してはいけません。採取する場合は許可をもらいましょう。
採取してはいけない場所などもあるので気を付けましょう。
②瓶に綺麗に詰める
今回は、川に見立てて青いプラスチック宝石を入れてみました。石や木の枝などをいれてみて、小さな森を再現したりするのもいいですね。
③ 観察を続ける
直射日光がずっと当たるところは避けます。採集した場所を思い出して、似たようなところに置いてみましょう。湿ったところやたまに光が当たるところがいいでしょうか?
今回の結果
○採集をしてみて
・探しても意外と見つからない!
・コンクリートの塀や隙間にも生えている
・日陰や水がたまっているところなどに多い
・日陰や日向では育っているコケが違う
・気にしていなかったけど、色んなコケが生えていることにびっくりした
○調べてみよう
左:ゼニゴケ 上:アオギヌコケ 右:ホソウリゴケ
○育ててみて
上段のコケは日光で焼けてしまいましたが、日陰に移し、水を多めにあげたことでゼニゴケが復活してきました。
下段のコケは全体的に枯れてしまいましたが、コケではない植物が生えてきました。おそらく、採取したときに何かの種が混ざっていたのですね。
採取場所の環境に合わせて育てようと思っても、意外と難しいことが分かりました。
それぞれに合う環境がどのようなものなのか調べながら、もう少し様子を見ようと思います。
最後に
テラリウムは観賞用として飾っても綺麗ですし、ゆっくり育つそのちょっとした変化を楽しむことができます。一年を通して観察してみると色んな発見があります。ぜひ、自分だけのテラリウムに挑戦してみてください。