挿し木の観察(ウンベラータ)

植物を増やす方法の1つとして「挿し木」と呼ばれる方法があります。挿し木は、葉や茎など、植物の一部分を切り取って発根させることで植物を増やす方法です。
今回は、家にあるウンベラータの挿し木に挑戦し、その様子を観察してみたいと思います。

準備するもの

・挿し木用の枝 (ウンベラータ)
・ポット (枝の数)
・園芸用培土
・石 (ポットの下に敷き詰める)

方法

① 形を整えるために剪定したウンベラータの枝を、5cmほどの長さに切り分ける。

② ポットに石を敷き詰めた後、培養土を詰め、水で湿らせた後に①の挿し木を植え付ける。

③その後の様子を観察する。

今回の結果

【2024年3月31日】
植え付け時の様子です。適宜水をあたえ、土壌が乾燥しないように管理しています。

【2024年4月7日】
植え付け時からついていた葉が黄変しています。枝の方は、植え付け時から変化が見られません。

【2024年4月25日】
葉が完全に落葉しました。枝はまだ変化が見られません。

【2024年5月17日】
2本の枝から新しい葉を確認。残り4本の枝も表面から新芽が動き出していることを確認できました。

【2024年5月25日】
2本の枝からはきれいに葉が出てきて、残り4本の芽も大きく膨らんできました。

植付け後、1カ月ほどは枝の様子に変化が見られませんでした。
1カ月半を経過した時点で、2本の枝より展葉、4本の枝で萌芽を確認することができました。
今回5 cmほどの間隔で切断したウンベラータの枝では、ほぼ100%の枝で挿し木に成功したようです。
今回の結果から、全ての枝で展葉を確認するには、2カ月以上の期間が必要なのではないかと思われます。

最後に

今回は、ウンベラータという植物の挿し木に挑戦しました。植物によって生長するスピード、生長の様子が異なりますので、色々な植物の様子を観察し、比べてみるのも楽しそうですね。

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