庭に訪れる虫を観察してみよう
普段外で過ごし、動くことのできない植物には、どのような虫が近づいてくるのでしょうか。
今回は、庭の植物に近づいてくる虫を観察してみようと思います。
準備するもの
特になし(スケッチをする場合は、カメラ、画材、筆記用具など)
方法
①家の庭の植物の周りにいる虫を観察。
②観察できた虫の名前等を調べる。
今回の結果
2024年3月31日~5月25日の間に、庭に訪れる虫の種類の観察を行いました。
① 「ナミアゲハ」
レモンの花が満開のタイミングで観察できました。
②「 アブラムシ」
新芽の柔らかい部位に多く発生(幼虫、成虫共に確認)。
③「 フタホシテントウ」
アブラムシの発生後、アブラムシを餌とするテントウムシが訪れていました。
④ 「エノキワタアブラムシ」(?)
白い粉の様なものを背負っていて、コナカイガラムシのような見た目でした。触れようとすると飛び跳ねるように早く動いていました。
⑤ 「キマダラカメムシ」
レモンの木とナスに寄生していました。
⑥「 ゾウムシ」
イチゴのランナーに付着していました。
⑦「 コナジラミ」
写真だと見えにくいかもしれませんが、庭木に大量に寄生しており、葉を叩くと一斉に飛び立つ様子が観察できました。
気温の上昇と共に多くの虫たちが庭を訪れていました。
花が咲くとチョウが訪れ、新たに伸びた柔らかい部分を食べる虫が発生。さらに、柔らかい部分を食べる虫(アブラムシ)が発生すると、どこからともなくテントウムシが現れ、アブラムシの数が減っていきました。
小さい庭の中でも、食物連鎖が回っていることを実感できました。
最後に
今回は、庭に訪れる虫の観察を行いました。
観察できた虫の特徴、なぜその植物に訪れていたのか、庭にある植物にはどのような虫がつきやすいのかなど、まだまだ調べられることはたくさんありそうです。皆さんも興味のある内容と一緒に調べてみてくださいね。