輪紋病

かび要因
トマト輪紋病(輪紋状の褐変が特徴的)
ジャガイモ夏疫病
原因病原体 Alternalia solani の胞子

発生生態

トマト輪紋病、ジャガイモ夏疫病、ナス褐斑病、トウガラシ白星病は同じ病原菌( Alternaria solani )によって引き起こされます。雨が数日続くと植物体の下葉に輪紋状の褐変が見られ、発生がひどくなると植物全体が枯れてしまいます。

発生時期

気温25~30℃前後でやや乾燥した条件のとき

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

発病しやすい作物

トマト、ジャガイモ、ナス、トウガラシ

手軽にできる防除法

被害を受けた葉や茎が翌年の伝染源になるため、栽培が終わったら圃場の外に持ち出して処分しましょう。
土壌が乾燥すると発生が増えるため、適宜水やりを行い、マルチを張るなどして乾燥しないように管理しましょう。

防除のコツ

蔓延すると防除が難しいため、できるだけ発病初期に防除しましょう。

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