ケシキスイ
発生生態
甲虫(こうちゅう)の仲間で、越冬した成虫がカンキツの開花時に飛来して蜜を吸います。このときに、果実になる部分である子房を傷つけます。果実の肥大とともに傷も大きくなり、収穫物に傷がつくため、等級に影響してしまいます。
発生時期
4~5月頃(カンキツの開花時期)
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
発生しやすい作物
カンキツ(温州ミカンより中晩柑に発生しやすい)
手軽にできる防除法
登録のある薬剤を散布して防除します。
防除のコツ
開花初期に化学農薬を散布します。ただしこの時期はミツバチなどの花粉を運ぶ昆虫も多いため、なるべく選択性の高い剤を選んで散布するようにしましょう。
病虫害辞典