褐斑病
かび要因
発生生態
20種類以上の糸状菌によって引き起こされる病気で、主に葉で発生しますが、茎や果柄にも見られることがあります。初期症状として小さな褐色の斑点が生じ、進行すると斑点が広がり、高湿度条件下では斑点上に黒い小さな粒が見られます。発生が酷くなると、株が枯れて収量の減少や品質の低下に繋がります。
発生時期
4~11月(高温多湿条件下で感染が広がりやすい)
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
発病しやすい作物
ウリ科、スイカ、ナス、マメ科など
手軽にできる防除法
風通しを良くし、発病が見られた葉は二次感染を防ぐために早めに取り除きます。
防除のコツ
基本的には予防剤による防除を行います。発生が認められた圃場では、感染源を除いた後に土壌消毒や薬剤散布を行い、翌年に持ち越さないようにします。
病虫害辞典