発生生態

気温がやや低く、多湿条件で葉が濡れているときに発病しやすい病気で、蔓延すると枯れてしまいます。冠水や降雨などの水滴によって胞子が飛散することで、周囲に広がります。気温が高い真夏はあまり見られません。

発病しやすい作物

カボチャ、キュウリ、スイカ、タマネギ、ネギ

手軽にできる防除法

胞子は土の中で長期間生存しますので、前作でべと病が出た圃場では栽培しないよういにしましょう。発病した葉は速やかに除去し、圃場の外に持ち出して処分します。稲わらやビニールマルチで土を覆うと発病を抑制できます。また、雨よけ栽培も発病を抑制する有効な方法です。

防除のコツ

蔓延すると防除が難しいため、できるだけ発病初期に防除しましょう。

薬剤