そうか病
かび要因
その他要因
発生生態
根菜類(放線菌)とカンキツ類(糸状菌)でそれぞれ別の病原菌によって引き起こされます。症状は似ており、植物体の表皮にくぼみやかさぶたのような病斑がます。食味や収量への影響はあまりありませんが、見た目が悪くなるので商品価値が下がり、減収に繋がります。
発生時期
5~8月、10~11月
(糸状菌:梅雨、初夏の雨の多い時期、放射菌:塊茎の形成期)
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
発病しやすい作物
カンキツ、ジャガイモ、ダイコン、ニンジン
手軽にできる防除法
糸状菌:発病した葉はすぐに取り除き、風通しを良くします。
放線菌:連作をしない、石灰を混ぜて土壌酸度を酸性側に調整しておく、抵抗性品種を使うなどを行います。
防除のコツ
定期的に発病している株がないか確認し、あった場合は速やかに取り除きます。前年に多発した圃場では、予防的に薬剤散布を行いましょう。
病虫害辞典