クウシンサイ(空芯菜)

栽培暦

栽培日誌

  • 潅水
  • 散布

<クウシンサイ 播種(播種日:2024年5月9日)>

最近、スーパーの野菜コーナーでも見かけることが増えたクウシンサイをプランターと畑で栽培します。
種は同じヒルガオ科のアサガオに似ています。とても硬そうな見た目ですが上手に発芽できるでしょうか。

直植えも出来ますが、今回はポットで育苗してから定植をしたいと思います。
用意したポットに十分な土を入れ、2箇所にそれぞれ1~2個の種をまきました。
指で土寄せをして覆土し、軽く押さえて、水やりを行いました。
クウシンサイは乾燥に弱いため、栽培中は乾燥させないようにします。

<クウシンサイ 播種8日目>

播種後約1週間で発芽し始めました。子葉の形が珍しく、可愛らしいです。
発芽後も乾燥させないように水やりをしていきます。

<クウシンサイ 播種20日目>

少し生育差が出ていますが、本葉が2~4枚になりました。適切なタイミングを逃しましたが、間引きを行います。1ポットに生育の良い1株を残しました。

近くの作物からモモアカアブラムシが移ってきていました。少発生だったので手で除きます。

<クウシンサイ 播種32日目>

本葉が5~6枚展開していました。株自体もシャキッとした感じになっています。

アブラムシが少し見られたので、弊社のオレート液剤を散布し、良く風乾させてからプランターに定植をしました。
株間が少し狭いですが、1プランターに3株植えました。どんなふうに育つのかとても楽しみです。

<クウシンサイ 播種36日目>

プランター栽培から少し遅れましたが、畑にも定植を行いました。
畑の準備は2週間前くらいから始めていて、マルチも張りました。
株間をしっかりとって千鳥植えをしました。活着するまで1週間くらいは水やりを欠かさず行います。水が少し抜けにくい畑のため、その後の水やりは必要なさそうです。

<クウシンサイ 播種56日目>

定植から2~3週間経過し、定植時には1本だった茎が何本にも増えていました。
畑は株間を広くとったので、のびのびと生育していて、茎も少し太い印象です。
草丈が30cm以上になっていたので、摘芯と1回目の収穫を行いました。株元から3節くらいを残してカットします。これで風通しも良くなったので、病害虫の発見も早期に出来そうです。
夕方に収穫を行いましたが、夏場は気温が高くてすぐに萎びてしまいます。次回は収穫方法を工夫したいと思います。

<クウシンサイ 播種76日目>

3回目のプランターからの収穫です。プランターでも複数回収穫することが出来ました。
畑はより生育が早く1週間ごとに収穫しています。今年は暑いので、まだまだ先まで収穫が見込めそうです。

<クウシンサイ 料理①>

クウシンサイといえば中華炒め!ということで作ってみました。
①クウシンサイを食べやすい大きさにカットします。茎の部分が硬い場合はさらに縦に2~4等分にカットします。
②フライパンにごま油、おろしにんにくを入れ、弱火で香りが立つまで温めます。
③十分熱したらクウシンサイの硬い茎を入れて少ししんなりするまで炒めます。
④残りも入れて、塩コショウを振って炒めます。
⑤全体がしんなりしたら醤油を垂らして炒め合わせて完成です。

ピリっとさせたい方は唐辛子を入れるのも良いかもしれません。夏なので、冷えた豆乳ダレのそうめんと一緒に頂きました。少しシャキシャキしていて、いくらでも食べられる美味しさでした。

<クウシンサイ 料理②>

汁物が欲しかったので、簡単スープを作りました。
①クウシンサイを食べやすい大きさにカットします。茎の部分が硬い場合はさらに縦に2~4等分にカットします。
②鍋にごま油を入れ、十分熱したらクウシンサイを炒めます。
③水を足してから鶏がらスープの素を入れ、塩コショウで味付けします。
④最後に溶き卵を流し入れて完成です。

餃子と一緒に食べ、身体がほっこりする美味しさでした。
クウシンサイは意外と何にでも入れて食べられるなと思います。