ロマネスコ

幾何学模様の独特な見た目を持つロマネスコ。カリフラワーの仲間で、見た目も味も楽しめる野菜です。きれいな花蕾に育て上げるのはなかなか難しいですが、上手に育てられた時の喜びはひとしおです。寒さに強いので秋から冬にオススメの野菜です。

難易度

基本情報

科名属名
アブラナ科アブラナ属
収穫までの期間
2~3カ月
生育適温
15~20℃
植え付け時期
8月中旬~9月上旬
栽培スペース
株間40cm、プランターに1株
水やり
乾き気味
たっぷり水やり
栽培暦

準備と植え付け

準備するもの

苗の準備と植え付け

植え付け時期 8月中旬~9月上旬
  • 01

    播種(7~8月)

    小ポットに3粒ずつ種をまき軽く覆土して、双葉~本葉1枚程度で1株だけ残します。
    本葉5枚程度まで育てて定植します。

  • 02

    植え付け(8月中旬~9月上旬)

    連作障害が起きやすいので、前作にアブラナ科作物を植えた場所はさけてください。
    株間40cmくらいで畑に植えます。

栽培

  • 01
    水やり

    土の表面が乾いたら、たっぷり株元に水やりします。1日1回が目安。朝に水やりを行い、夕方には土の表面が乾く程度にします。

  • 02
    肥料

    植え付けから月1~2回間隔で、パラっと有機元気野菜を20g/m²程度あたえます。​

ロマネスコの栽培の様子は、以下のページに掲載しています。

栽培の際の注意点

害虫など

  • ヨトウムシなどの芋虫が発生しやすいため、産卵されないように防虫ネットを張ることをオススメします。
    その際、ロマネスコは葉がとても大きいので、広めに防虫ネットを張るようにしましょう。

収穫

花蕾の直径が20cmくらいになったら収穫します。株元を刃物で切り取ります。

監修者情報

坂さん OAT研究員

徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ

三好さん OAT研究員

香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ

よくある質問

  • Q

    なかなか花蕾が形成されません。

    冬の寒さを感じると花蕾を形成します。寒くなるまでに植物体を大きく育てて、寒くなってから花蕾を生長させます。

更新日時: 2022/08/15