ドラセナ

ドラセナ・コンシンネ、ドラセナ・ゴールドコートなど様々な品種があり、美しい葉とシンプルな樹形が特徴。乾燥に強く、生長も比較的遅いため、管理がしやすく人気の観葉植物です。
花言葉は「幸福」。

難易度

基本情報

科名属名
リュウゼツラン科ドラセナ属
開花までの期間
開花時期:10~12月
生育適温
20~30℃

栽培

  • 01
    水やり

    春~夏は、土が乾いてから、鉢底から水が出るくらいたっぷり水やりをしてください。気温が低くなる秋~冬は、水やりの頻度を控えめにします。土が乾いてから2~3日後が目安です。

  • 02
    肥料

    生育期である4~10月頃に肥料をあたえます。真夏は避けるようにします。観葉植物用の緩効性の粒状肥料の場合は2カ月に1回、液体肥料の場合は2週間に1回が目安です。

  • 03
    剪定

    剪定を行う場合は、4~7月頃に行いましょう。傷んだ幹や茂り過ぎた枝葉を取り除きます。新しい枝は切り口の下から伸びてきます。

  • 04
    挿し木

    剪定した枝できれいなものがあれば、挿し木で使用することができます。葉を3~4枚にし、その葉を半分に切ります。枝の切り口を2時間ほど水につけ、挿し木用の土に挿します。最後に、鉢の底から流れるくらいたっぷりと水をあたえましょう。

  • 05
    植え替え

    2年に一度、ひと回り大きいサイズの鉢に植え替えます。時期は5~7月頃がオススメです。
    根をほぐしながら株の周りの古い土を1/3くらい捨て、傷んで黒ずんでいる部分があればハサミで切り落とします。新しい土を入れた鉢に移し替えた後は、たっぷり水をあたえます。

ドラセナの栽培の様子は、以下のページに掲載しています。

栽培の際の注意点

置き場所

  • 日当たりと風通しのよい室内に置きます。日差しが強すぎる場合は、レースのカーテン越しに日が当たるようにしましょう。

開花後は花を取り除く

  • 休眠期に入る前の時期に花を咲かせるため、そのままにしていると持っている栄養を花にとられて株が弱り、枯れてしまいます。花が咲いたらできるだけ早めに清潔なハサミを準備し、花を咲かせるために伸びた部分を根元から切るようにしましょう。切り取った花は、花瓶に飾って楽しむことができます。

収穫

監修者情報

坂さん OAT研究員

徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ

三好さん OAT研究員

香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ

よくある質問

  • Q

    花を咲かすためにはどうしたらよいでしょうか。

    花を咲かすためには、①7℃以下の気温に2~3週間あたる、②日光によく当てる、➂栄養がない状況が必要と言われています。室内で育てている場合は、9月頃から屋外の日当たりのよい場所で管理するようにし、夏以降は肥料をあたえないようにしてみましょう。

出やすい病気

更新日時: 2024/11/29
育て方