シクラメン
地中海地方原産で、冬に多くの花を咲かせる球根植物。上手に育てれば、何年でも花を咲かせることができます。
カラーバリエーションが多く、花の咲き方も品種によって様々なものがあります。鉢植えを室内で育てるのが一般的ですが、最近では庭植えができるガーデンシクラメンも人気です。花言葉は、「遠慮」「気後れ」。
基本情報
- 科名属名
- サクラソウ科シクラメン属
- 開花までの期間
- 開花時期:10~3月
- 生育適温
- 10~18℃
栽培
-
01水やり
-
02肥料
-
03管理作業
月に1回程度、花芽が伸びやすくなるように、花芽の上に重なっている葉を下の葉と組み替えます(葉組み)。風通しがよくなり、病害虫の被害も減らすことができます。
花が咲き終わったら、花茎の根元を指先でつまみ、ねじりながら引き抜きます(花がら摘み)。
葉が黄色く枯れてきたら、花がらと同様、株元から抜きとります(枯れ葉摘み)。 -
04植え替え
年に1回、9~10月の気温が下がり始めた頃に、植え替えをします。
球根についている土を全て落とし、根を半分くらい切って、一回り大きい新しい鉢に植え替えます。球根の半分から3分の1くらいが地表に出ている状態に植えましょう。
収穫
監修者情報
徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ
香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ
よくある質問
-
Q
夏越しするにはどうしたらよいでしょうか。
オススメは休眠させて夏越しさせる方法です。花が終わった頃、少しずつあたえる水を少なくし、最後には全くあたえないようにすることで休眠させます。8月末くらいになったら、古い根や古い葉を整理して新しい土に植え替え、少しずつあたえる水を増やしていきます。
-
Q
苗はどこを見て購入するとよいですか?
まずは、葉の数が多いものを探しましょう。葉が多いものは、花の数も多くなるとされています。次に、形のいびつな葉がないか確認します。最後に、生育旺盛なものを選ぶため、大きな葉と小さな葉のバランスがよいものを探すようにしましょう。