カンパニュラ
カンパニュラとはラテン語で「釣鐘」を意味します。花の形が釣鐘に似ていることからそう名付けられました。色は青紫、薄紫、白、ピンクなどがあり、ほとんどが横や上を向いて咲きます。草丈は30㎝から1mほどまで高くなるので、風で折れたり、倒れたりしないように添え木をすると美しく育ちます。
花言葉は「感謝」「思いを告げる」など。
準備と植え付け
準備するもの
苗の準備と植え付け
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植え付け時期
苗が育ってポットに根が回ったら、9~10月か播種翌年の3~4月に鉢や庭に植え付けます。
苗を購入して育てる場合は、ポットに根が回っていることを確認してから3~4月もしくは9~10月に鉢や庭に植え付けます。 -
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植え付け③〈鉢植えの場合〉
培養土を鉢に少量入れた後、苗を中心に置き、鉢の縁から1~3㎝程度下まで残りの培養土を入れます。割りばしなどで土を軽く突くと根に土が隙間なく入っていきます。
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植え付け③〈地植えの場合〉
花茎が伸び始めたら、支柱を立てて風で折れたり、倒れたりしないように支えます。
栽培
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01水やり
<鉢植えの場合>
多湿による蒸れを嫌うので、土が十分に乾いてから、たっぷりと水をあたえます。
受け皿に水が溜まったらその都度捨てるようにします。また、根を傷めないよう、水は午前中の涼しいうちにあたえます。
<地植えの場合>
天候任せでも十分に育ちますが、日照りが続き、葉に元気がなくなってきた時はたっぷりと水をあたえます。 -
02追肥
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03花がら摘み
花が咲き終わった後は種をつけます。この種をそのままにしておくと株の栄養を奪ってしまうので、花が咲き終わったら花の付け根部分から摘み取ります。この作業をすることで長く花を楽しめます。
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04株分け
栽培の際の注意点
温度管理
- カンパニュラは寒さに当てないと花を咲かせないので、冬は霜が降りない屋外で管理します。夏場の高温多湿が苦手なので、温度が上がり過ぎない場所で管理します。
培養土の酸性に注意
- カンパニュラは、酸性土壌を好みません。地植えにする際、庭の土が酸性に傾いている場合は、植え付けの2週間ほど前に石灰を入れ耕します。その1週間後に完熟堆肥と元肥として、パラっと有機彩り草花を入れ土になじませます。土の酸度は、市販の酸度測定液などを使って調べることができます。窒素分を含む肥料は、石灰(「消石灰」や「苦土石灰」)と同時に使用できません。
日数がない場合は「有機石灰」「完熟堆肥」「有機肥料」を使うと同時に混ぜ込むことが可能で、すぐに植え付けができます。
開花
監修者情報
徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ
香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ
出やすい害虫
- アスパラガス
- イチゴ
- エダマメ
- オクラ
- カボチャ
- キャベツ(春まき)
- キャベツ(夏まき)
- キュウリ
- クウシンサイ(空芯菜)
- 茎ブロッコリー
- 結球レタス
- ゴーヤ
- コールラビ
- コマツナ
- ジャガイモ
- シュンギク(春菊)
- スイートコーン
(トウモロコシ) - ズッキーニ
- スナップエンドウ
- セレタス
- ソラマメ
- ダイコン(春まき・秋まき)
- タマネギ(秋植え)
- チンゲンサイ
- トウガラシ
- 長ネギ
- ナス
- バケツイネ
※野菜ではありません - 葉ネギ
- パプリカ
- ビーツ
- ピーマン
- ブロッコリー
(春まき) - ブロッコリー
(夏まき) - ホウレンソウ
(秋まき) - ホウレンソウ
(冬まき) - ミディトマト•ミニトマト
- ミニゴボウ
- 芽キャベツ
- モロヘイヤ
- ラッカセイ
- ロマネスコ