
チューリップ
オランダを中心に育種が進められ、花の色だけでなく、形も様々な種類があるため、好みの姿を探して育てるのも楽しい花です。丈夫で育てやすいため、お子さんと一緒に挑戦するのもオススメ。
花言葉は「愛の告白」「思いやり」など。
準備と植え付け
苗の準備と植え付け
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01
植え付け
球根を植える際は、芽が出る場所であるとがった部分が上になるようにします。また、側面には平らな面とふっくらした面があり、その前後の向きを揃えて植え付けると葉の向きが揃います。球根2個分のほどの深さに植え付け、株間は球根1~2個分の距離を目安にしましょう。
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02
植え付け後
鉢植えの場合、冬の間は低温に当てるため、直接日が当たらない日陰で管理しましょう。また、乾燥を嫌うため、水を切らさないように注意します。
芽が出た後は日当たりと風通しの良い場所に移動させます。
栽培
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01水やり
鉢やプランターで栽培する場合は、土の表面が乾いたら、底から水が出るくらいたっぷりとあたえましょう。
地植えの場合も、植え付け後は土が乾燥しないように水をあたえます。芽が出てきたら、雨が降らず乾燥が続く場合にのみ様子を見て水をあたえましょう。 -
02追肥
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03花がら摘み
花びらや雄しべなどを落としたままにしていると、病気の原因となるため、取り除くようにします。可能であれば花が散り始める前に花首のところから切るようにしましょう。
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04開花後の管理➀
開花後も水やりを続けることで葉を長持ちさせます。気温が上がり葉が黄色くなり始めるまでは続けるようにしましょう。
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05開花後の管理➁
6月頃に葉の全体が枯れ始めたら晴天の日に球根を掘り上げ、葉を付けたまま日陰で乾燥させます。球根を腐らせないよう梅雨前までに掘り上げるのがオススメです。乾燥後、葉や根、古い皮などを取り除き、球根を分けて紙袋やネットに入れます。風通しの良い日陰で管理するようにしましょう。
栽培の際の注意点
栽培場所
- 基本的に日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育てることができます。

品種の特徴を事前に確認
- 多くの品種があり、品種ごとに必要な肥料の量や管理方法が異なる場合がありますので、事前に購入した品種の説明を確認するようにします。

病気にかかった球根の処理
- 元々の球根が病気にかかっている場合がありますので、いつまでも発芽しないなど様子が変な球根は取り除くようにします。

開花
監修者情報

徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ

香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ
よくある質問
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Q
球根の選び方を教えてください。
傷やカビ、病斑が無いことを確認し、大きくて重さのあるものを選ぶと良いです。
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Q
水耕栽培が可能と聞いたことがあるのですが…
はい、可能です。水耕栽培で育てた様子はこちらに掲載しています。
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Q
購入したチューリップの開花時期がバラバラになってしまいました
複数の品種を購入されている場合は、早生・中生・晩生のどの品種を選んでいるか確認するようにしましょう。開花時期によって、早生、晩生などに分けられています。
出やすい害虫
- アスパラガス
- イチゴ
- エダマメ
- オクラ
- カボチャ
- カリフラワー
- キャベツ(春まき)
- キャベツ(夏まき)
- キュウリ
- クウシンサイ(空芯菜)
- 茎ブロッコリー
- 結球レタス
- ゴーヤ
- コールラビ
- コマツナ
- ジャガイモ
- シュンギク(春菊)
- スイートコーン
(トウモロコシ) - スイカ
- ズッキーニ
- スナップエンドウ
- セレタス
- ソラマメ
- ダイコン(春まき・秋まき)
- タマネギ(秋植え)
- チンゲンサイ
- トウガラシ
- 長ネギ
- ナス
- バケツイネ
※野菜ではありません - 葉ネギ
- パプリカ
- ビーツ
- ピーマン
- ブロッコリー
(春まき) - ブロッコリー
(夏まき) - ホウレンソウ
(秋まき) - ホウレンソウ
(冬まき) - ミディトマト•ミニトマト
- ミニゴボウ
- 芽キャベツ
- メロン
- モロヘイヤ
- ラッカセイ
- ロマネスコ