ラッカセイ
家庭菜園でも栽培できるラッカセイ、最近では大粒のジャンボラッカセイの苗が販売されています。ジャンボラッカセイは通常の2倍以上の大きさで、ゆでラッカセイにすると豆の甘味とホクホクした食感があり、濃厚な旨味と香ばしい風味が口の中に広がります。乾燥させればお馴染みのピーナッツとして食べられます。
準備と植え付け
準備するもの
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苗
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プランター長さ65㎝以上、幅30㎝以上、高さ30㎝以上
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野菜用の培養土元肥入り
栽培
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01水やり
プランター栽培のラッカセイは、地植えしたものよりも培養土が乾燥しやすいので、1日1回涼しい時間帯に水やりをしましょう。真夏の暑い時期は、朝夕の2回たっぷりと水やりをします。水を多くあたえ過ぎると病気(白絹病など)が発生しやすくなり、土が乾きすぎると実の入りが悪くなったりします。水は乾いたらあたえるようにしましょう。
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02肥料
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03土寄せと追肥
植え付けから1カ月を経過するとラッカセイの黄色い花が咲き始めます。この時期を狙って1回目の土寄せを行います。土寄せと同時に追肥を行います。ラッカセイの根には根粒菌が着生するため、空気中の窒素を取り込んでくれます。窒素成分の少ない肥料や肥料成分量の少ない横並びの肥料、またはりん酸・加里の多い肥料を追肥します。1回目の土寄せから2週間経過したら2回目の土寄せを行います。
- 1.株元から離れたプランターの側面に、溝を作ります。
- 2.溝にパラっと有機元気野菜をひと握り(5〜10g)まきます。
- 3.子房柄が土にもぐり始めたら、株の周りの培養土を株元付近に寄せます。
- 4.寄せる培養土が足りない場合は、新しい培養土を増し土として加えます。
- 5.プランターからはみ出しそうな枝は、枝ごと培養土に入れます。
- 6.莢(サヤ)が日に当たると実が硬くなるので、しっかりと培養土をかぶせます。
収穫
10月を過ぎ下葉が黄色く枯れ始めたら収穫適期です。株元の土を少し掘ってみて、莢(サヤ)が大きく成長して網目がはっきりと出ていれば、収穫のベストタイミングです。もし、網目がまだ出ていなければ、収穫には少し早いので、もう少し待ちます。逆に収穫が遅れると引き抜いた時に土の中に莢(サヤ)が残ってしまうので、採り遅れのないようにします。
よくある質問
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Q
ラッカセイの摘芯は必要ですか?
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Q
収穫後、ラッカセイを長期間保存する方法を教えてください。
完熟収穫します。下葉がかなり枯れ、莢(サヤ)の網目がはっきりとしてくるのが目安です。掘り起こしたラッカセイは洗わず、土の付いたままラッカセイの株を逆さまにして1週間程度天日干しします(土は自然に落ちます)。株を揺すってカラカラ音がしたら莢(サヤ)を切り離します。これで長期保存が可能になります。
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Q
連作障害が発生する原因と回避する方法を教えてください。
ラッカセイは連作するには向いていません。同じ畑で栽培する場合は、1~3年あけます。連作障害とは、同じ土壌に同じ作物を作ると、育ちにくくなったり、病気にかかりやすくなったりすることです。土の中の栄養バランスが崩れ、生育障害や特定の病原菌が増えてしまうことで引き起こされると言われています。これを防ぐには、数年の間隔を置くか、ほかの種類の作物を栽培して土壌をリセットする必要があります。
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Q
ピーナッツとして食べるほかにどのような食べ方がありますか?
採れたてのラッカセイは塩茹でにして食べることができます。ラッカセイは痛みやすいので、茹でラッカセイにするときは、収穫後すぐに調理します。茹でラッカセイは、ホクホクの食感と甘味が楽しめ、普通のピーナッツとは違う味わいを楽しめます。
- アスパラガス
- イチゴ
- エダマメ
- オクラ
- カボチャ
- キャベツ(春まき)
- キャベツ(夏まき)
- キュウリ
- クウシンサイ(空芯菜)
- 茎ブロッコリー
- 結球レタス
- ゴーヤ
- コールラビ
- コマツナ
- ジャガイモ
- シュンギク(春菊)
- スイートコーン
(トウモロコシ) - ズッキーニ
- スナップエンドウ
- セレタス
- ソラマメ
- ダイコン(春まき・秋まき)
- タマネギ(秋植え)
- チンゲンサイ
- トウガラシ
- 長ネギ
- ナス
- バケツイネ
※野菜ではありません - 葉ネギ
- パプリカ
- ビーツ
- ピーマン
- ブロッコリー
(春まき) - ブロッコリー
(夏まき) - ホウレンソウ
(秋まき) - ホウレンソウ
(冬まき) - ミディトマト•ミニトマト
- ミニゴボウ
- 芽キャベツ
- モロヘイヤ
- ラッカセイ
- ロマネスコ