アーティチョーク
地中海原産で、大型のキク科の多年草。チョウセンアザミとも呼ばれ、欧米では野菜として食べられています。栽培期間は長めですが、育てやすいため難易度は低めです。同じ場所で何年も収穫できるお得な葉野菜で、株分けして増やすこともできます。大きく多肉質な若いつぼみの部分が可食部で、茹でたてはホクホクしてソラマメみたいな味がします。収穫せずにそのままにしておくと、アザミに似た紫色の大きな花を咲かせるため、観賞用にするのもオススメです。
準備と植え付け
準備するもの
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種
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ポット9cm
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野菜用の培養土
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支柱
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敷きわら
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苦土石灰
収穫
越冬させて翌年の5~6月ごろに、花蕾が十分発達して花弁が開く前に収穫します。ハサミやナイフなどでつぼみの根元5 cmくらいを残して切ります。8~10年は継続して何度も収穫できますが、6年程で株を更新すると良いです。また、収穫期を逃すとすぐに花が咲き品質が悪くなるので、鑑賞用にするのがオススメです。
監修者情報
徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ
香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ
よくある質問
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Q
プランターでの栽培も可能ですか。
可能ではありますが、数年かけて大きく育てたい場合は、草丈が1mを超えるので、開けた広い場所で育てる必要があります。植え付けはプランターに1株で栽培するようにします。
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Q
栽培を開始するのに適した時期はいつですか。
暑さが苦手ですので、春と秋がオススメです。病害虫の発生や生育が不安でしたら、生育期間が涼しくなる秋に栽培をスタートさせるのが良いです。
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Q
来年も収穫したいのですがどうしたら良いですか。
収穫が終わったら数節残してバッサリ切ってしまったほうが良いです。新たな花を翌年につけることが出来ます。アーティチョークは夏の暑さに弱く、7~8月くらいまでには、葉を落として枯れた状態となるため心配するかもしれませんが、10月頃から新芽を出して生長してくれます。