観葉植物(多肉植物含む)
観葉植物は、主に葉の形や色が美しい植物の総称で、インテリアとしても人気の高い植物です。花屋やホームセンターだけではなく、様々な場所で販売されている観葉植物は、種類が豊富で、多様な姿を楽しむことができます。室内で育てることができ、丈夫で手入れも簡単な観葉植物は、はじめての方にもオススメです。
今回はお店で購入する場合の基本的な育て方などを紹介したいと思います。
基本情報
- 生育適温
- <一般的な観葉植物>
レースのカーテン越しに日が当たる窓辺など、直射日光の当たらないできるだけ明るい場所に置きましょう。空調の風は植物にダメージをあたえてしまうため、直接あたる場所はさけてください。観葉植物は寒さに弱いものが多いため、基本的に室内温度が10℃を下回らないようにします。
<一般的な多肉植物>
太陽の光、乾燥した気候を好むものが多いため、風通しがよく、日当たりの良い場所に置きましょう。真夏などの強すぎる日差しは、葉焼けしてしまうことがありますので、半日陰の明るい場所がオススメです。
栽培
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01水やり
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02肥料
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03植え替え
<一般的な観葉植物>
1~2年に1回を目安に植え替えをしましょう。大きくなり、根が生長すると鉢の中でぎゅうぎゅうになり、根詰まりを起こしてしまいます。植え替えの時期は5~9月がオススメですが、梅雨時期や気温が30度を超えるような暑い日はさけてください。
<一般的な多肉植物>
観葉植物同様に、生長するにつれ、根が鉢の中でいっぱいになります。1〜2年に1回を目安に植え替えをしましょう。植え替えの時期は春3~5月か秋9~11月がオススメです。こちらも梅雨時期や真夏日をさけるようにしてください。
栽培の際の注意点
急な直射日光
- 日陰に並んでいた観葉植物を購入した場合は、すぐに直射日光に当てないようにしましょう。
人間と同様、急激に環境が変わると植物も弱ってしまいます。明るい日陰から様子をみて、徐々に明るい場所に動かしてあげましょう。
病害虫の予防を
- 観葉植物は野菜などに比べると病害虫の発生が少ないですが、まったく発生しないわけではありません。
予防のための管理として、①日当たり、②湿気・乾燥、③風通し、に注意することが大切です。日照不足や過湿・乾燥、風通しの悪さは、病害虫が増えやすい環境をつくってしまいます。週に1回は窓際などで日に当て、乾燥している際は葉水をあたえる、風通しが悪い部屋ではサーキュレーターなどを活用するなどしましょう。
発生してしまった場合は被害部分を取り除いて薬剤を散布しましょう。一部の害虫であれば、水で流すことでの対策も可能です。
作製した肥料の希釈液は当日に使い切る
- 作製した液体肥料の希釈液は、沈殿や腐敗のおそれがあるため、当日中に使い切るようにしましょう。
収穫
監修者情報
徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ
香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ
- アスパラガス
- イチゴ
- エダマメ
- オクラ
- カボチャ
- キャベツ(春まき)
- キャベツ(夏まき)
- キュウリ
- クウシンサイ(空芯菜)
- 茎ブロッコリー
- 結球レタス
- ゴーヤ
- コールラビ
- コマツナ
- ジャガイモ
- シュンギク(春菊)
- スイートコーン
(トウモロコシ) - ズッキーニ
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- ソラマメ
- ダイコン(春まき・秋まき)
- タマネギ(秋植え)
- チンゲンサイ
- トウガラシ
- 長ネギ
- ナス
- バケツイネ
※野菜ではありません - 葉ネギ
- パプリカ
- ビーツ
- ピーマン
- ブロッコリー
(春まき) - ブロッコリー
(夏まき) - ホウレンソウ
(秋まき) - ホウレンソウ
(冬まき) - ミディトマト•ミニトマト
- ミニゴボウ
- 芽キャベツ
- モロヘイヤ
- ラッカセイ
- ロマネスコ