オクラ
オクラはネバネバした食感が特徴の夏野菜です。暑さに強く、晩春から夏にかけて簡単に栽培することができます。また、ハイビスカスなどと同じ仲間で、綺麗で大きな花を咲かすので目でも楽しめる作物です。
基本情報
- 科名属名
- アオイ科トロロアオイ属
- 収穫までの期間
- 2~3カ月
- 生育適温
- 20~30℃
- 植え付け時期
- 4月下旬~5月中旬(暖かくなってきてから)
- 栽培スペース
- プランターに2株
- 水やり
-
乾き気味
準備と植え付け
準備するもの
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種
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大きめのプランター容量45L以上
-
野菜用の培養土元肥入り
栽培の際の注意点
種まきは暖かくなってから
- オクラは暑さに強い反面、寒さに弱い作物です。地域によっても異なりますが、4月下旬から5月以降の日中の気温が25℃くらいになってから種まきをすると良いです。
- 十分な大きさのプランターに余裕をもって植えるようにしましょう。
追肥のやり忘れに注意
- 肥料が切れてくると、葉が黄色くなったり、生育が止まってしまったりします。はじめに花を咲かせてから、パラっと有機元気野菜を2週間に1回あげることとジャストワン液肥を週2~3回あげることを忘れないようにしましょう。
収穫
開花してから5~7日程度で収穫できます。株元の方から順番に、実の根本をハサミで切って収穫します。数日ですぐに硬くなってしまうので、手ごろな大きさ(7 cm程度)になったら収穫しましょう。
監修者情報
徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ
香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ
よくある質問
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Q
種をまいてからしばらく経ちますがあまり芽がでません。
オクラの発芽適温は25~30℃くらいです。暖かくなってから種まきするようにしましょう。また、育てる数よりも少し多めに種まきするのも良いです。
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Q
オクラの花が咲かず、実がなりません。
蕾があるのに開花しない場合、肥料が少ないかもしれません。パラっと有機元気野菜やジャストワン液肥で追肥してあげましょう。また、花が株の頂点についたときも肥料を追加する必要があります。
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Q
実が硬くなってしまいます。
オクラは生長が早く、そのために収穫適期が短い作物です。オクラの実が7 cm程度になったらすぐに収穫するようにしましょう。また、毎日オクラの様子を見てあげることも大切です。