エケベリア

肉厚な葉が花びらのように連なり、見た目の華やかさから人気のある多肉植物です。種類も豊富なので、お気に入りのものを探すのも楽しいですよ。
花言葉は「優美」「たくましさ」など。

難易度

基本情報

科名属名
ベンケイソウ科エケベリア属
開花までの期間
開花時期:2~8月
生育適温
10~25℃

栽培

  • 01
    水やり

    春と秋の生育期には、土が完全に乾いてから底から水が出るくらいたっぷりと水をあたえます。夏と冬の休眠期は水やりを控えめにします。月に1~2回程度が目安。

  • 02
    肥料

    春と秋の生育期に、少量の緩効性肥料や液体肥料をあたえます。

  • 03
    増やし方(株分け

    鉢から出して根の土をほぐし、子株を優しく引き離します。傷んだ葉などがあれば取り除き、新しい土を入れた鉢に根を広げるように植え、直射日光の当たらない場所で管理します。水は根付いてからあたえるようにしましょう。4~5日程度が目安です。

  • 04
    増やし方(葉挿し

    落ちたり取れたりした葉で、キレイな葉があれば葉挿しに使うことができます。時期は春か秋の生育期がオススメ。清潔な土の上に葉を置いて、切り口側に軽く土をかけます。根が出てきたら土をかけて埋め、水をあたえます。根が大きく生長してきたら新しい鉢に移すようにしましょう。

  • 05
    植え替え

    様子を見ながら、2~3年に一度くらいの頻度で、植え替えます。時期は生育期の4月か9月頃がオススメです。鉢から出して根の土をほぐし、茶色、黒に変色した根は清潔なハサミで切り落とします。新しい土を入れた鉢に移し、底から出るくらいたっぷり水をあたえます。

エケベリアの栽培の様子は、以下のページに掲載しています。

栽培の際の注意点

置き場所

  • 基本は、日当たりが良く、風通しの良い場所で管理します。真夏の時期は、直射日光が当たらない明るい日陰に移しましょう。屋外で育てている場合は、肌寒いと感じる季節になったら、室内の日が当たる場所に移動させると良いです。

収穫

監修者情報

坂さん OAT研究員

徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ

三好さん OAT研究員

香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ

よくある質問

  • Q

    紅葉させるためにはどのように育てたら良いですか?

    日当たりの良い場所に置くこと、寒さに当てること、水やり・肥料を控えることが大切です。5~10℃くらいの温度が1カ月続くことが紅葉の条件として知られていますので、霜が降りる一歩手前まで外に出して日光によく当てておくと良いでしょう。

出やすい病気

更新日時: 2024/11/11
育て方