ホヤ
星形の小さい綺麗な花を咲かせことで人気の観葉植物。多くはつる性ですが、そうではないもの、肉厚な葉をもつものなど様々です。
花言葉は「人生の門出」「恋の訪れ」など。
基本情報
- 科名属名
- キョウチクトウ科サクララン(ホヤ)属
- 開花までの期間
- 開花時期:6~10月
- 生育適温
- 10~30℃
栽培
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01水やり
春から秋の生育期には土の表面が乾いたら鉢底から流れるくらい水をあたえます。冬は頻度を控えめにし、土の表面が乾いて3~5日を目安に水をあたえます。空気中の湿度を好むため、冷暖房で乾燥する場合は葉水をあたえましょう。
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02肥料
肥料が少なくても十分育つ植物ですが、あたえる際は、生育期である春~秋に肥料をあたえます。観葉植物用の緩効性の粒状肥料の場合、2カ月に1回程度あたえます。即効性の液体肥料の場合は、10日に1回程度が目安です。
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03増やし方(挿し木の準備)
時期は5~9月頃。生長点や葉がついている部分を2節ほどの長さで斜めに切り、水を入れた器に挿します。直射日光の当たらない明るい日陰に置き、水はこまめに入れ替えるようにしましょう。根が伸びるまでは1カ月程度が目安です。
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04増やし方(挿し木)
根が伸びてきたら、鉢に入れた挿し木用の土に挿し、鉢の底から流れるくらいたっぷりと水をあたえましょう。その後は、風通しのよい明るい日陰で管理します。湿度も高い方がオススメです。
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05植え替え
様子を見ながら、2~3年に一度の頻度で、ひと回り大きなサイズの鉢に植え替えます。時期は4~10月頃の生育期がオススメです。鉢から出して根の土をほぐし、黒に変色した根は清潔なハサミで切り落とします。新しい土を入れた鉢に移し、底から出るくらいたっぷり水をあたえます。
栽培の際の注意点
置き場所
- 明るい室内か屋外の半日陰に置くようにしましょう。葉焼けを防ぐため、真夏は直射日光ではなく、レースカーテン越しの光が当たるようにします。屋外に置く際でも、真夏と10月以降の寒い時期は屋内で管理するのがオススメです。
収穫
監修者情報
徳島県鳴門市生まれ
京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科 卒業
大塚化学(株)に入社し、技術部農肥技術課、栽培研究センター研究員、四国出張所所長を歴任。
現在はOATアグリオ(株)研究開発部 肥料・BSグループリーダーとして活躍中
主な業務は肥料やバイオスティミュラント(BS)資材の新製品開発
趣味は釣りひとすじ
香川県東かがわ市生まれ
新潟大学大学院自然科学研究科 修了
大塚化学(株)に入社し、肥料開発や栽培技術開発に従事
その後、同社鳴門研究所安全性研究室 研究員や(株)養液土耕研究所 代表取締役社長などを歴任
現在はOATアグリオ(株)栽培研究センターのセンター長として活躍中
趣味は釣りとゴルフ
よくある質問
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Q
花が咲きませんが原因は?
つるの長さが足りない、日当たり不足が原因として考えられます。植物の状態や置き場所を確認してみましょう。また、定期的に植え替えをされていない場合は、根詰まりによる生長阻害も考えられます。